書斎改造計画(4): 壁全面に漆喰を塗る。

千葉県館山市に築50年の古い家屋を購入し、DIYでセカンドハウスとして改装中です。民泊としても貸し出していく事を考えており、快適さの向上も図っているところです。

その一環として、快適にリモートワークもできる、お洒落な書斎を作りたい!

昭和な香りのするありふれた一室ですが、天井が高く解放感のある「古民家カフェ」風の書斎を目指していきます。

 

前々々回の記事(1)では、書斎改造計画の概要と、DIYで天井を抜く流れを、前々回の記事(2)では、石膏ボードで隣の部屋の屋根裏との仕切り壁を作る流れを説明しました。前回の記事(3)では、断熱材を入れ、少しずつゴールが見えてきました。

 

  

天井を抜き(①)、これまで壁のなかったところに壁を設置しました(②)。ただ、このままでは、元々あった壁と新設した壁とで色や質感がバラバラなので、全面に漆喰を塗っていきます。滑り出しこそ順調だったものの、少しずつ予定時間をオーバーしており、巻いていきます。

 

  •  ①天井を抜いて、解放感を高める。
  •  ②天井裏だったところに、隣の部屋との仕切り壁を設置する。
  •  ③屋根の内側に断熱材を入れ、快適性を高める。
  •  ④漆喰を塗り、おしゃれ度を上げる。
  •  ⑤リモートワーク環境を整える

 

 

漆喰を塗るための下準備。

漆喰の塗り方については、以前、別の記事でも紹介いたしました。

  • 大きな面積を塗る時は、粉から漆喰を練った方が、経済的にお得
  • マスキング・テープや養生シートを使って、シッカリと養生
  • 薄塗り、本塗りと二度に分けて塗っていく

 

今回は、これまでとちょっと違い、(ビニール・クロス等を張っている壁ではなく)石膏ボード壁に直接漆喰を塗っていく事になります。

直接の施工でも問題ないか気になって少し調べてみたのですが、建材屋さんのサイトによると、石膏ボード(酸性)に直に漆喰(アルカリ性)を塗ると、化学反応が起こってしまい、うまく施工できないとの説明もあります。DIYerのサイトで「直接塗っても問題なかった」といったコメントもありますが、今回は建材屋さんが推奨するように、石膏ボード用の下塗り材を使ってみました。

「ボードベース」と、「やまと漆喰アンダーコート」の2種類を購入。石膏ボードに塗ると、両方ともモルタルのようなザラザラとした表面になり、この上に漆喰を本塗りする際の密着性も上げてくれます。乾くと、ボードベースは白、やまと漆喰アンダーコートは灰色になります。

下地材の購入で約6,000円の予算オーバー施工時間は2時間オーバー

 

 

また、天井高が30~60cmほど上がったため、これまで使っていた130cmの脚立では安全に作業する事ができないと思い、180cmまで使える多機能ハシゴを購入。

8,000円の予算オーバーとなったのですが、安全第一です。

 

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感想(5件)

 

それから、6畳分の壁を塗るには、大和しっくい(20kg)一袋では足りず、もう一袋、購入。事前にしっかり計算できていなかった事になりますが、4,200円の予算オーバー

 

30~35平米の壁を二度塗りするのは思いのほか大変で、20時間ほど掛かってしまいました。想定よりも8時間オーバーの作業時間となったのですが、まずまず、満足のいく仕上がりになりました。

 

Before 新旧の壁のツギハギです。

 

After 漆喰を全面に塗り、新旧の壁の境目がなくなりました。

 

Before ツギハギ壁だったキッチンへの動線も、、

After 地中海なカフェ風に!

 

あとは、リモートワーク用の環境を入れれば、書斎改造計画は完了! 

 

 

けっこうな見積もり誤差。実際にやってみないと分からないものですね。

・費用: 約39,000円(13,200円オーバー)

・時間: 約57時間(12時間オーバー)

 

別邸家主でした。

 

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