昭和な台所の雰囲気を変える(2): インパクトのある壁紙

千葉県館山市に築50年の古い家屋を購入し、DIYでセカンドハウスとして改装中です。自分で使わない時は、民泊宿「別邸館山」としての貸し出しも始めており、引き続き、快適性の向上を図っているところです。

この物件を最初に見に行った際の感想は、海が近い!色々とウッドデッキを使えそう。洗面所やトイレは、少し手を入れれば何とかなりそう。そして、キッチンは、まあ普通。。。前のオーナーさんが綺麗に使っていたことで、不快だなんて事はないのですが、「料理を楽しめる」には遠く、まずはDIYでキッチン・カウンターを入れました。

便利にはなったのですが、まだまだ昭和。。。壁紙を張り直し、印象を変えてみる事にします。

  

 

YouTubeで壁紙貼りのイメージ・トレーニング

ただ、残念ながら、別邸家主(このHPの管理人)には壁紙を貼り直した経験なんてありません。まずは壁紙ショップの説明を読んだり、YouTubeを見ながら、壁紙を貼っていくイメージを作っていきます。以下のサイトを参考にしました。

 

  • 建材ショップ(Resta): はじめに使用予定の壁紙を全部カットしてしまう方法が紹介されていますが(約2.5m×6本)、初心者は1本切って貼ってみて、、、を繰り返した方がいいような気がします。思いのほか時間が掛かってしまい、糊が乾いてしまうこともあります。
  • 壁紙ショップ(壁紙屋本舗): 基本的には上記のRestaの説明と同じ内容ですが、コンセント周りの処理について、丁寧に説明してあります。
  • Youtuber(ウォールクラフト): 壁紙の貼り方を説明しているYouTubeは多々ありますが、専業の内装業者が説明しているだけに、説得力があります。

  

YouTubeを繰り返し見て、壁紙貼りのイメージが出来てきたからといって、いきなり本番の壁紙貼りをやるというところまでは勇気はありません。壁紙貼りのための基本セットを購入し、端材(余っていたベニヤ板)で小さな練習用の壁を作り、貼って、切って、剥がして、、、、を繰り返し練習です。

どのくらいの力でカッターナイフで切っていくかの感覚を覚えていきます。最初は、特に端の処理が上手くいかないのですが、何回も繰り返すことで、少しずつ感覚がつかめてきます。

 

 

壁紙を買う

最近は色々な壁紙がネットで売られていて、見ているだけでもわくわくします。特に輸入壁紙はデザインが豊富。

  

ただ、輸入壁紙は糊が付いていないないことが殆どで、台所の全面に貼る壁紙は、国産の柄物にしました。

お値段が高く付いたものの、糊なしのマリメッコの壁紙(スウェーデン製)も少しだけ購入。

  • サンゲツ 53459: 国立科学博物館とのコラボ壁紙。台所の三面に貼るため、585円×18メートル(10,530円)を購入。
  • リリカラ LL-7286: レンガ調の壁紙。台所の一面に貼るため、631円×10メートル(6,310円)を購入。
  • サンゲツ SP2839: 2階の和室用と練習用に購入。399円×10メートル(3,990円)を購入。
  • マリメッコ kmari5017: 10mで35,000円とお値段が張ってしまうのですが、50cm単位での切り売りを行っているサイトを見つけ、3mだけ購入。

  

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感想(1件)

 

道具をそろえる

壁紙を貼るための基本セットだけでは不便なので、少しずつ道具を揃えていきます。初心者だからこそ、しっかりとした道具がないと、綺麗には壁紙が貼れません。

 

  • 撫でバケ: 基本セットについている撫でバケだと、下地が綺麗に平でなと壁紙が破れてしまうため、固めの毛が生えている撫でバケも購入。
  • 補修用パテ: 古い壁紙を剥がす際に失敗してしまうことも想定して、下地処理のための石膏ボード補修用パテを購入。
  • レーザー水平器: 別邸購入にあたり、家の傾きが許容範囲内かを調べるために使ったレーザー水平器を引っ張り出しました。
  • 大き目の地ベラ: 壁紙のつなぎ目をカットする際にあった方が良さそうで購入。
  • カッターナイフの刃(黒): 最近まで知らなかったのですが、カッターナイフの刃は、銀色の刃(耐久性重視)の他、黒色の刃(切れ味重視)もあります。

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古い壁紙を剥がして、新しい壁紙を貼る

壁紙を一人で貼るのは大変なので、小さな助手にも手伝ってもらいました。

①下準備: カッターナイフを使って古い壁紙を剥がしていきます。古い壁紙に付いていた薄い裏紙が残るように剥がしていくのですが、誤って剥がし過ぎたところは、パテで補修します。

②レーザー水平器を使って真っすぐになるように壁紙を貼っていきます。まずは撫でバケを使って真ん中から外方向に空気を抜いていきますが、最後に手の感覚を使いながら壁紙をしっかりと下地にくっつけていきます。

③特に端っこの部分は剝がれ易いため、ローラーを使ってしっかりと圧着します。

④初めての壁紙貼りは時間が掛かるもの。この一面を貼り終えるのに3時間ほど掛かってしまいました。

 

柄物に柄を合わせるというのは(騒がしくなりすぎるので)デザインのセオリーに反するのですが、無理やりに石の模様の壁紙に、レンガ調の壁紙を合わせてみました!

 

マリメッコで、食器棚をリメイク!

最後に、味気のなかった食器棚の扉をマリメッコの壁紙でリメイクしていきます。

取っ手の部分を切り抜き、裏側に壁紙用の糊を付けて貼っていきます。またまたデザインのセオリーに反してしまうのですが、柄物に柄を合わせます。

そして、1日半の作業も終わり、昭和なキッチンのリメイクが完了!

  

実際に壁紙を貼ってみて痛感したのですが、無地の壁紙と、柄物の壁紙貼りとでは難易度が大きく違ってきます。特に国立科学博物館コラボの石の壁紙の柄合わせが難しく、柄がずれているところが何か所も出来てしまいました。

ただ、壁紙のいいところは、(漆喰塗りとは違って)失敗したら剥がして貼り直せるということだと思います。思い切って柄物に柄を合わせるという荒業に挑戦して良かったと思います!

別邸家主でした。

 

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