昭和な台所の雰囲気を変える: あると便利なキッチン・カウンター

東京から2時間の海辺の町(館山)に築50年の古い家を購入し、週末ときどき移住生活。DIYで改装しています。

物件を最初に見に行った際の感想は、海が近い!色々とウッドデッキを使えそう。洗面所やトイレは、少し手を入れれば何とかなりそう。そして、キッチンは、まあ普通。。。前のオーナーさんが綺麗に使っていたことで、不快だなんて事はないのですが、「料理を楽しめる」には遠く、色々と手を入れていきたいと思います。

まず、取り掛かるのは、キッチン・カウンター。

この数年間、(椅子やソファーを除き)家具を買う事がなくなってしまい、もっぱらホームセンターで木材を買って、DIYです。

幾つかテーブルや机を作る中で学んだ事があります。リビングに置くテーブルの脚の高さ、書斎のデスクワークの下に置く棚の高さ、子供部屋の机の脚の長さ、、、揃えておいた方が何かと便利という事です。我が家では、(もちろん別荘に置くテーブルや机も含め)高さを680mmに統一しています。天板を置くと、700mm~となります。

ただ、今回キッチンに置くカウンターは、立って作業を行っても腰が痛くならなように少し高く作ります。システム・キッチンや洗面台をオーダーする際に高さを選ぶ際の標準的な高さが800mmなのですが、今回は棚の高さを800mmとしました。18mm厚の天板を含めると818mmとなり、標準的なものより、ほんの少し高くなります。

棚の高さが800mmとなるようにホームセンターで板を切ってもらうので、後は組むだけ。大きなプラモデルを作っている感じです。

組み立てる際には電動ドリルで下穴を開けますが、面取りビッドを使うと、それっぽく仕上がります!

こちらが、組み立てた棚の上に天板を載せた時のイメージ。料理を並べたり、飲み物を用意する際に、ほどよい高さと広さを確保してみました。

そこに、少し高さのあるカウンター・チェア(Cainzで2,480円)を置くと、居酒屋のカウンターのようになります。ツマミを作りながら、ワインを提供したりと、ソムリエ気分も味わえます!

料理する人の側からみると、こういうイメージ。

これから電気配線するところですが、コンセントがスッキリ収まるようにして、電子レンジ・炊飯器・電気ポットだけでなく、色んな調理器具(ケーキを作るためのミキサーなど)を繋げられるようにしたいと考えています。

天板をDIY

よくDIYするためのテーブルの脚の紹介で、「あとは自分が好きな天板を置くだけ」といった紹介がありますが、どのような天板を置くかにより、テーブル(机やカウンター・キッチン)の雰囲気が変わってきます。

別邸家主(このホームページの管理人)は、パイン集成材を好んで使うのですが、厚みが18mm、24mm、36mmなど、色々な厚みの集成材が売っています。厚みがある方が重厚感があり、薄いものよりも反りにくくなります。ただ、、、厚い集成材を使うと、お値段も張り、重たくなり、(薄い集成材ほどではないものの)経年によって反ることになります。市販の天板は、反り防止のための金具が取り付けられている事もありますね。

色々考えた結果、別邸家主が辿り着いた天板作成方法は、18mm集成材で作った天板に、18mmの反り防止材を付けるという方法。色々とメリットがあります。

  • パッと見た目、36mm厚のような天板に見える。
  • 18mmの板を張り付けることで、経年しても、反りにくくなる。
  • 36mmの集成材の作った天板よりも、ずいぶんと軽い。

今回のキッチン・カウンターを作る際にも、幅30mmのパイン集成材を天板の淵に張り付けることで、厚みと反り防止と軽さを実現してみました。

説明の順番が逆になってしまいましたが、天板は、水性ステインで二度塗りした後、ウレタン系のニスを二度塗りしていきます。別邸家主は、つや消しのウレタン系ニスを使う事が多いです。つやありニスだと、刷毛目が残り、どうしても手作り感が出てしまいますが、つや消しニスを二度、三度と重ね塗りすると、(安くはない市販の)家具の質感に近づきます!

パイン集成材の扱いについては、他のページでも紹介しているので、併せてご参照下さい。

 

最後は少し尻ぼそりですが、このような完成イメージ。

この家のハウスガイドも用意していく方向で、キッチンの機能紹介と合わせ、またアップデートさせて頂きます。

 

別邸家主でした。

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