昭和なトイレを、気持ちよい空間にDIY(1): 印象を変える塗装

東京から2時間の海辺の町(館山)に築50年の古い家を購入し、週末ときどき移住生活。DIYで改装を進めています。

友人を招くに当たって気を付けたいのがトイレ。トイレ空間が不快だと、どうしてもお招きし難くなるので、早めに改装したいところです。

別邸家主(このホームページの管理人)の別荘は築50年ながらも、前の家主さんが大事に使っていたからか、不快というほどではありません。ただ、どうしても昭和な便所感が拭えず、DIYでヨーロピアン・アンティークを目指してみました。

思い切って、昭和色の濃いべニア版を、塗り直すことにします。

選んだのは、カインズ・ホームの艶消し塗料。家全体の内装の統一感を持たせるためには、その家のテーマカラーを絞るのがいいとされています。別邸家主の古家は、白(漆喰)茶(木部)にブルー系を添えるイメージで統一しようと考えていて、トイレは、(テカテカの青だと落ち着かないので)ミント・グリーンとブロンズ・グリーンの2色で塗り分けることにしました。

カインズ・ホームの艶消し塗料/マスキング・テープ/養生シートを買って、百円ショップで刷毛を買います。べニア板に水性塗料が乗り易い様に、下塗り用にミッチャクロンも用意しました。缶ビールは、(主には)塗料や道具の大きさをイメージし易くするため、一緒に写真に撮っています。

リフォーム作業の中でけっこう時間を取られるのが、養生です。TVのリフォーム番組を見ていると、楽しそうに塗装したり、切断したり釘を打ち込んだりしているシーンがたくさん出てきますが、大変なのは、養生やヤスリ掛けといった下準備です。

塗料が乗って欲しくないところマスキングテープ(塗装後に剝がしても跡が付かない黄色いテープ)を貼っていき、便器や床を養生シート(端っこにテープが付いているビニール・シート)で覆っていきます。

べニア板は表面がテカテカしているので、そのまま水性塗料を塗ると少し弾いてしまい、うまく色が乗りません。表面をヤスリ掛けするか、ミッチャクロンなどで下塗りすることで、水性塗料が乗り易くなります。今回、スプレータイプでないミッチャクロンを初めて使ったのですが、刷毛や容器は一度限りと考えた方が良さそうです。使用後、刷毛を水で手洗いしようとしたのですが(塗料のくっつきを良くするためのものだけに)手もベトベトにくっ付いてしまい、石鹸でもなかなか取れませんでした。

ミッチャクロンが乾き終わったら、塗りにくい端っこの部分から先に水性塗料(カインズホームのミント・グリーン)を塗っていきます。写真でも分かる通り、一度塗りでは下地のべニアが見えてしまっているので、しっかり乾かしてから二度塗りします。

アクセントを付けるために、ミント・グリーンで塗った後、淵の部分にミブロンズ・グリーンを重ね塗りしました。塗装した後、塗料の入っていた缶は捨ててしまいますが、補修の必要が出てきても大丈夫なように、メーカー名や塗料の番号を記録しておいてもいいかもしれません。

Amazonで購入した金色のトイレットペーパー・ホルダーを付け、だいぶ昭和色が薄らいできました。

クロス(壁紙)の部分が少し古臭く、今回塗装した部分とのバランスが悪いので、漆喰で上塗りにしていこうと思います。

その他にも、床にクッション・フロアを貼り直したり、ウォッシュレットに変えるために電気配線したりと、まだまだやる事が残っているようです。

別邸家主でした。

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