洗面所リノベーション(1): コンセントの移設

東京から2時間の海辺の町(館山)に築50年の古い家を購入し、DIYで改装しています。

築50年の家ともなると、ツギハギのリノベーションが繰り返されていて、不思議な作りになっていることが多々あります。洗面所にあるコンセントもそうで、半分ほど洗面台に隠れていて、これではドライヤーも使えません。あと数センチ・メートル、手前に移設する必要がありそうです。

こういう時に持っていると便利なのが、電気工事士の免許(2種)と、免許を取る時に購入したテキストや工具。

今回、壁に穴を開けるための挽廻し鋸(狭いスペースでも使える小型のノコギリ )と、石膏ボード用はさみ金具(2種類)と購入しました。築50年の古家だけに壁の中の状態は開けてみないと分からないので、何種類からのはさみ金具を用意しておいた方が安心です。

今回は、もともとあったコンセントのすぐ隣に移設を行います。

洗面台を取り外し、どの大きさの穴を開けるか確認します。電気ドリルで4隅に穴を開け、挽廻し鋸(狭いスペースでも使える小型のノコギリ )で穴を開けています。今回、穴を開けてみて分かったのですが、この洗面所の壁はモルタルと石膏のハイブリッドで出来ていて、(最近の住宅で使われている石膏ボードよりも固く)穴を開けるのに時間がかかってしまいました。

ここからの作業は、ブレーカーを落としてから行います。

穴を開けたら、壁の裏側で、元々コンセントが収まっていたボックスから、新しい位置に配線し直すためのバイパス穴を開けます。

元々のコンセントのところに来ている電源となるVVF線と、バイパスとなるVVF線を接続コネクタ(或いはリングスリーブ)で繋いでいきます。元々の電源となるVVF線が2心1.6mm(~18A)だったので、バイパス用のVVF線も1.6mmのものを使いました。

バイパス線を新しいコンセントにつないだところで、いちどブレーカーを上げて問題なく接続できたかテストしてみました。

通電を確認できたところで、新しいコンセントを壁に固定していきます。

壁の状態がよく分かっていなかったので、3種類の石膏ボード用はさみ金具(50~150円)を用意していたのですが、壁厚7~18mm用のはさみ金具が使えました。予備のネジなんかは付いていないので、壁の裏側にネジが落ちてしまわないよう、注意しながらコンセントを壁に取り付けていきます。

あとは、元々あったコンセントの取付枠と、新しいコンセントの取付枠を壁に固定していきます。

最後に、カバーを取り付けて、移設完了です!

元々コンセントがあった場所には、化粧カバー(カバープレート)を付けました。石膏ボードで穴をふさぎ、上から漆喰を塗ればより綺麗に仕上がるのでしょうが、洗面台を戻せば殆ど見えなくなってしまうので、これで完成としました。

こちらが完成イメージ。

ドライヤーも使えるようになりました!

別邸家主でした。

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です