千葉県館山市に築50年の古家屋を購入し、DIYでセカンドハウスとして改装中です。民泊としても貸し出していく事を考えており、快適さの向上も図っているところです。東京の喧騒を離れ、非日常を感じることができるようにするには、何が必要?
いちど館山別邸にお招きした友人のお勧めもあり、ハンモックの購入を考え始めました。せっかくなので、(すぐに使わなくなるかもしれない)安物ではなく、ある程度のしっかりとした商品の購入を目指します。
ハンモックを選ぶ基準と、注意点
ハンモックについてネット検索すると多くヒットするのが、ビブレ(Vivere)のハンモック。「全米が愛したハンモック」、「世界最高の寝心地」というキャッチコピーで日本でも売り出しています。
商品に不具合があればすぐにクレームしたがるアメリカ人にも認められており、(民泊で他の人が使っても)簡単には壊れないような気がします。正規代理店の販売価格は18,800~19,800円と、高すぎず安すぎず。Amazonで類似品(コピー品)が1万円前後で売っていたりするのですが、安心感を優先することにしました。
ただ、(日本の家屋より広い)アメリカの家屋を前提にデザインされたハンモックで、(今よりも古風な間取りの)館山別邸に置けるか、大きすぎて動線を確保できなくならないか、心配になります。
レギュラーとダブル、どちらのサイズを選ぶか?
ビブレ(Vivere)のハンモックには、大きく分けるとレギュラー・サイズとダブル・サイズの2種類があるようです。日本ではハンモックの台の部分と布地の部分がセットで売っていますが、アメリカからの直輸入で購入する際にはバラになり、”レギュラー”あるいは”ダブル”という表記ではないこともあり、注意が必要になりそうです。サイトによっては、”レギュラー”の表記で、”ダブル”を売っていたりします。
以下が2つのサイズのスペック比較になりますが、値段が1,000円しか変わらないことや、色のラインナップの差を考えると、正規販売店はダブル・サイズの方を押し出してきていると言えそうです。広い家や屋外で利用するのなら、ダブル・サイズの方がお得なようです。
スペック | レギュラー | ダブル |
長さ(上部) | 約250cm | 約280cm |
長さ(下部) | 約125cm | 約140cm |
幅 | 約112cm | 約160cm |
高さ | 約107cm | 約112cm |
重さ | 約12kg | 約15kg |
耐荷重 | 200kg | 200kg |
色 | 2色~ | 5色~ |
キャリーバッグ | あり | あり |
正規店価格 | 18,800円 | 19,800円 |
ただ、買ってしまった後に、「やっぱり大きすぎた」では後悔先に立たず。
リビングと書斎に、レギュラー・サイズとダブル・サイズを設置した際の間取りイメージを作成してみました。
レギュラー・サイズ: リビングに置くと、ベランダまでの動線が少し厳しくなるものの、置けなくはないと思います。家族だけや少人数だと、リビングに置いておいた方が楽しめそうです。人数が多い時は、ベッドの代わりとして、奥の書斎に移しておきます。慣れれば、バラすのに3分、組み立てに3分ほどです。
ダブル・サイズ: うーん。リビングには置けなさそうです。書斎には、置けなくはないようですが、少々動線が窮屈。価格差も小さく惜しいような気がしますが、用途(室内に置きっぱなし)を考え、ダブルの購入を断念しました。
ハンモックというのは、元々は中南米の先住民が使っていた屋外用の寝具でした。害虫や動物に襲われにくいよう、地面から離して設置したそうです。
それを見た大航海時代のコロンブスがヨーロッパに持ち帰りました。船が大きく揺れてもハンモックはゆっくり揺れてくれるため、軍用船での利用が広がっていったそうです。
小さな水兵さんたちも、すぐに寝落ちする訳ですね!
館山にて(東京にはない)非日常を堪能しつつ。
(館山駅前は、南仏をイメージし、景観条例で家屋の色をオレンジと白とに統一しているとのことです。)
別邸家主でした。
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