館山に別荘を買おうと思った理由

2020～2021年、コロナ禍が広がる中で、遠出することが難しくなりました。別邸家主（このホームページの管理人。東京在住）も家族で出かけるのは近場。千葉のキャンプ場や民泊などに何度か行く中で、週末にフラッと行ける別荘が欲しくなりました。

アットホームなどの不動産検索サイトを見ると、1,000万円前後から、たくさんの中古戸建物件が出てきて、魅力的に映る物件も少なくないのですが、何を重視するのか整理しながら物件を絞り込みました。

• 高速を使えば、東京から2時間以内で行けること。足が遠のかないこと。
• 人里離れすぎず、500～1000m圏内に買い物ができるところがあること。適度に賑やかなこと
• 海に近かったりと、遊び場があり、そこに行く理由があること。
• 高すぎないこと。火災保険料を払ったり、色々とリノベーションしても、1000万円程度に収まること。
• 庭でバーベキューができること。グランピング感覚で楽しめること。
• 賃貸や民泊など、人に貸す事もできること。

どの町に別荘を買うか

東京から2時間圏内となると、神奈川、山梨、埼玉、群馬。そして、千葉。ただ、海の近くに別荘が欲しかったので、神奈川と千葉の二択になります。近くに海があれば、夏に海水浴に行く理由になりますし、冬でも海辺の散歩は楽しいものです。

ただ、神奈川の場合、東京に近い湘南エリア（葉山、逗子、鎌倉、藤沢、茅ケ崎）は既に物件の価格が高く、もう少し西に行った小田原、箱根の場合、週末の東名高速は大渋滞で、「東京から2時間」で、という訳にはいきません。千葉県を中心に探す事にしました。

以下は、千葉の幾つかの町を見に行って感じた、別邸家主（このホームページの管理人）の感想になります。あくまで個人的な感想で、人それぞれ。

• 九十九里浜方面：　広い海が広がり、マリン・スポーツ好きにはたまらないエリアだと思います。３～４件の物件を見たのですが、徒歩で海岸線に出た際の解放感は、何物にも代えがたいものがあります。ただ、、、東京から3時間近く掛かるという距離感と、見に行った物件の近くに買い物エリアがなかったことで、「いい場所だけど、ないな」となりました。

• 勝浦・御宿方面：　ある程度大きな町で、海水浴場にも一度行ったのですが、賑わっています。東京から2時間強の距離感で、別邸家主（このホームページの管理人）が考えている条件の複数を満たしてくれます。特に御宿に見に行った物件は、古い家ながら1階がサーファー風に改装され、2階が和風モダン。本当に格好いい家だったのですが、1450万円と予算オーバーで、別邸家主が決めきれずにいる中で、売れてしまいました。勝浦・御宿に別荘を持つというのは、悪くないと思います。難を言えば、東京から自動車で行く場合、市原鶴舞ICで高速道路を降りるのですが、そこからクネクネ細道となり、少し運転が疲れるかもしれません。

• 袖ケ浦・富津方面：　東京から1時間～1時間半で、海も近い町です。ただ、、、やや近すぎると感じてしまいました。移住するならいい場所だと思うのですが、もう少し非日常を感じたく、早期に選択肢から外れてしまいました。東京の職場まで1時間強で出勤する事も可能で、リモートワークが増える中で、移住者も増えているようです。

• 館山方面：　けっきょくたどり着いたのが館山市です。人口が減りつつあり、場所によっては寂しさを感じますが、夏には海水浴を楽しめ、冬にも海辺の散歩を楽しめそうです。

写真は、館山湾から、富士山を見上げて！

同じく、館山湾から！

館山に購入した古い家

千葉県の物件を10～15件ほど見たところで辿り着いたのが、館山市にある築50年の物件でした。物件を探し始める際に整理していた条件も、概ね、満たせました。

• 東京の自宅から100km強で、道が混んでいなければ、1時間半。
• 人里離れすぎていなく、スーパーまで500m、道の駅まで700m、駅まで800m。
• 海まで500～600mと、水着サンダルでも行ける距離。
• （クルマを入れ難い細い道の奥にある事からか）700万円台のお値段。床面積は95平米と広すぎず、狭すぎず。
• ウッドデッキがあり、バーベキューもできそう。梅の木が４～５本あり、初春が楽しみ。敷地面積は108坪。
• 自分が使わない時は、海水浴好きの人に貸す事もできそう。

写真は、不動産会社の販売資料から。普通に普通な昭和な家ですが、ウッドデッキと梅の花が魅力。築50年と古く、色々と手を入れていく必要がありそうですが、この手間も含めて、楽しんでいきたいと思います！

別邸家主でした。

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