水槽台をDIY

色々なDIYサイトに、テーブルや水槽台の作り方が書いてあるものの、実際に作るとなると、ちょっと不安。。。そのハードルを下げるため、60リットル水槽用の水槽台の設計図を用意してみました。

60リットルの水槽をお持ちのかた、良かったら参考にしてみて下さい。PDFをダウンロードしてホームセンターに持っていけば、そのままカットしてくれると思います。18mm厚のパイン集成材を購入。2021年後半からのウッド・ショック(世界的な木材不足)で少々値上がりしていますが、6,500円~。べニア板では出せない質感を出せます。

こういった設計図面、カット図面はエクセルを使って作っていて、別のページで紹介しています。

後は組むだけ、、、とも思えるのですが、組む前に塗装を行ってきます。

今回は(今回も)、まずは水性ステインで塗ったあと、「つや消しクリア」のニスでコーティングしていきます。少々お値段は張りますが、高耐久のニスを使い、以下の工程で塗装していけば、一生物の水槽となります!

  • ヤスリ掛け: パイン集成材の場合、販売されている状態でもある程度なめらかなので、それほど大変ではありません。以降の工程でもヤスリ掛けするので、それほど完璧にヤスリ掛けする必要はありません。
  • 水性ステイン一度塗り
  • ヤスリ掛け: 水性ステインがしっかり乾いてから、200番くらいのヤスリをさっとかけていきます。ステインを塗ると、板目の何か所かが毛羽立ってくる事があり、その部分を中心に、ササっとヤスリ掛けです。
  • 水性ステイン二度塗り
  • ヤスリ掛け: 200番くらいのヤスリでササっと
  • 高耐性のニスの一度目の塗り
  • ヤスリ掛け: しっかり乾かしてから、300~400番くらいのヤスリで、軽めに2~3往復。この作業で、小さな気泡や刷毛跡を均していく事で、仕上がりの質感がアップします。
  • 高耐性のニスの二度目の塗り: ヤスリ掛けすると、削れた部分が粉となって付着しているので、よく絞った雑巾で何度か拭いた後で、二度目のニス塗りをします。

後は、木工用ボンドとコースレッド(木組み用のネジ)で組み立てていくだけと言いたいところですが、せっかく綺麗に塗装したので、面取りビッドを使ってネジ穴を開けていきます。

扉を付ければ完成です。「フラッシュ丁番」という厚みのあまりない丁番を使います。

フラッシュ丁番を使うと、掘り込み(蝶番が収まるスペース)を作らなくてもスッキリと仕上がるので、こういった簡易的なDIYにお勧めです。

和気産業 WAKI ステンレス フラッシュ丁番BH-366 64mm ヘアーライン

価格:339円
(2022/4/22 13:35時点)
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これで完成。

材料費を色々入れると1万円くらいになってしまい、ネット通販で売っている水槽台(安いもので4,000円~)に比べると割高にはなってしまいます。ただ、リビングの顔にもなる訳なので、その価値はあると思います!

パイン集成材の扱いについては、他のページでも取り上げているので、参考にしてみて下さい。

(こちらは、別邸館山に置いている家具ではなく、自宅用のDIYですが)、別邸家主でした。

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